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新医薬品の「使用上の注意」の解説
新医薬品の「使用上の注意」の解説
男性型脱毛症治療薬
処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)
デュタステリドカプセル
【禁 忌】(次の患者には投与しないこと)
(1) 本剤の成分及び他の5α還元酵素阻害薬に対し過敏症の既往歴のある患者
(2) 女性[「重要な基本的注意」及び「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
(3) 小児等[「重要な基本的注意」及び「小児等への投与」の項参照]
(4) 重度の肝機能障害のある患者[本剤は主に肝臓で代謝されるため、血中濃度が上昇す るおそれがある(「慎重投与」の項参照)。]
市販直後調査
平成28年6月~平成28年12月
男性型脱毛症は、男性において最もよくみられる脱毛の病型で、アンドロゲンにより 誘発されて頭皮の脱毛が進行するもので、男性型脱毛症の遺伝的素因を有する人々にお いて思春期後に年齢を問わず発現します。男性型脱毛症における脱毛は、頭皮の毛包ミ ニチュア化が進行し、毛周期の成長期が短縮することで、太く長い硬毛が細く短い軟毛 に変化し、最終的には皮膚表面から現れなくなります 。男性型脱毛症の病因として は、アンドロゲン及び遺伝的素因が挙げられます。頭皮の発毛に及ぼすアンドロゲンの 影響は、 α還元酵素(以下、「 」)によりテストステロンが活性型アンドロゲンで あるジヒドロテストステロン(以下、「 」)に局所及び全身で変換され、テストス テロンと同じアンドロゲン受容体に結合しますが、その活性は最大で 倍高いとされて います 。また、遺伝的素因を有する人々においては、毛包のアンドロゲン受容体が活 性化することで発毛に影響すると考えられています 。
デ ュ タ ス テ リ ド は 社 ( 現 社 ) で 開 発 さ れ た Δ 骨格を有する 型及び 型の 阻害薬です。デュタステリドはテストス テロンをより活性の高い に変換する 型及び 型 を阻害し、テストステロン から への変換を抑制します。男性型脱毛症の発現に によるテストステロンか ら への変換が関与すると考えられていることから、男性における男性型脱毛症を適 応症とするデュタステリドの開発が進められました。
ザガーロカプセル(以下、「本剤」)はデュタステリドを有効成分とし、今般、男性の 男性型脱毛症患者を対象とした第ⅡⅢ相国際共同試験において、当該患者に対する本剤 の有効性及び安全性が確認され、「男性における男性型脱毛症」の効能・効果で 年 月に承認を取得しました。なお、本適応について、韓国では 年 月に承認を取得 しています。
本冊子では、本剤のご使用に際しての注意事項を各項ごとに解説いたしました。本剤 の適正使用の一助としてください。
男性型脱毛症は、男性において最もよくみられる脱毛の病型で、アンドロゲンにより 誘発されて頭皮の脱毛が進行するもので、男性型脱毛症の遺伝的素因を有する人々にお いて思春期後に年齢を問わず発現します。男性型脱毛症における脱毛は、頭皮の毛包ミ ニチュア化が進行し、毛周期の成長期が短縮することで、太く長い硬毛が細く短い軟毛 に変化し、最終的には皮膚表面から現れなくなります1)~3) 。男性型脱毛症の病因として は、アンドロゲン及び遺伝的素因が挙げられます。頭皮の発毛に及ぼすアンドロゲンの 影響は、5α還元酵素(以下、「5AR」)によりテストステロンが活性型アンドロゲンで あるジヒドロテストステロン(以下、「DHT」)に局所及び全身で変換され、テストス テロンと同じアンドロゲン受容体に結合しますが、その活性は最大で 5倍高いとされて います4) 。また、遺伝的素因を有する人々においては、毛包のアンドロゲン受容体が活 性化することで発毛に影響すると考えられています3) 。
デ ュ タ ス テ リ ド は GlaxoWellcome 社 ( 現 GlaxoSmithKline 社 ) で 開 発 さ れ た Δ 1-4-azasteroid骨格を有する1型及び2型の5AR阻害薬です。デュタステリドはテストス テロンをより活性の高い DHTに変換する1型及び2型5ARを阻害し、テストステロン から DHTへの変換を抑制します。男性型脱毛症の発現に5ARによるテストステロンか らDHTへの変換が関与すると考えられていることから、男性における男性型脱毛症を適 応症とするデュタステリドの開発が進められました。
ザガーロカプセル(以下、「本剤」)はデュタステリドを有効成分とし、今般、男性の 男性型脱毛症患者を対象とした第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験において、当該患者に対する本剤 の有効性及び安全性が確認され、「男性における男性型脱毛症」の効能・効果で2015年 9月に承認を取得しました。なお、本適応について、韓国では2009年7月に承認を取得 しています。
本冊子では、本剤のご使用に際しての注意事項を各項ごとに解説いたしました。本剤 の適正使用の一助としてください。
効能・効果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 用法・用量 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 禁忌 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 効能・効果/用法・用量に関連する使用上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 使用上の注意
1. 慎重投与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 2. 重要な基本的注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 3. 相互作用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 4. 副作用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 5. 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 6. 小児等への投与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 7. 過量投与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 8. 適用上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 9. その他の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
効能・効果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 用法・用量 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 禁忌 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 効能・効果/用法・用量に関連する使用上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 使用上の注意
1. 慎重投与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2. 重要な基本的注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3. 相互作用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4. 副作用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5. 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6. 小児等への投与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7. 過量投与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8. 適用上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9. その他の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
【効能・効果】
男性における男性型脱毛症
【用法・用量】
男性成人には、通常、デュタステリドとして0.1mgを1日1回経口投与する。なお、必要に 応じて0.5mgを1日1回経口投与する。
⇒ 効能・効果 / 用法・用量
本剤の男性における男性型脱毛症患者に対する有効性は、海外第 相試験( 試験)、 第ⅡⅢ相国際共同試験( 試験)及び国内長期投与試験( 試験)の 試 験の成績に基づき評価されています。
米国で実施された 試験では、プラセボを対照としデュタステリド 用量( 、
、 及び )及びフィナステリド( )を 週間投与した時の用量反応性を 検討しました。
試験は日本を含むアジア、南米及びロシアの計 ヵ国で実施された国際共同試験 で、男性における男性型脱毛症に対する本剤の有効性根拠データを得るための主要な試験で す。
試験は日本で実施された長期投与試験であり、 試験で有効性と安全性 が示され臨床用量の上限と想定されたデュタステリド を 週間投与した時の安全性及 び忍容性を確認することを主要な目的として実施され、有効性評価は副次目的として検討さ れました。
各試験の概略は以下のとおりです。
試験番号 実施国 試験デザイン 対象患者 投与方法 被験者数
(第Ⅱ相)
米国 ランダム化
二重盲検 並行群間比較 プラセボ対照
男性型脱毛症
分類の 、 又 は 型の男性患者
、
又は ;
日 回;経口; ヵ月間( 週 間)投与
群: 例 群: 例 群: 例 群: 例 群: 例 群: 例
(第ⅡⅢ相) 日本 メキシコ フィリピン ロシア 台湾 アルゼンチン タイ ペルー チリ
ランダム化 二重盲検 並行群間比較 プラセボ対照 実薬対照
男性型脱毛症
分類の 、 又 は 型の男性患者
( 及び 型 は除く)
、
又は ;
日 回;経口; ヵ月間( 週 間)投与
<全被験者集団>
群: 例 群: 例 群: 例 群: 例 群: 例
<日本人部分集団> 群: 例 群: 例 群: 例 群: 例 群: 例
(第Ⅲ相)
日本 非盲検 男性型脱毛症
分類の 、 又 は 型の男性患者
( 及び 型 は除く)
;
日 回;経口; 週間投与
: 例
【効能・効果】
男性における男性型脱毛症
【用法・用量】
男性成人には、通常、デュタステリドとして を 日 回経口投与する。なお、必要に 応じて を 日 回経口投与する。
2
⇒ 効能・効果 / 用法・用量
本剤の男性における男性型脱毛症患者に対する有効性は、海外第II相試験(ARIA2004試験)、 第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験(ARI114263試験)及び国内長期投与試験(ARI114264試験)の3試 験の成績に基づき評価されています。
米国で実施されたARIA2004試験では、プラセボを対照としデュタステリド4用量(0.05mg、 0.1mg、0.5mg及び2.5mg)及びフィナステリド(5mg)を24週間投与した時の用量反応性を 検討しました。
ARI114263試験は日本を含むアジア、南米及びロシアの計9ヵ国で実施された国際共同試験 で、男性における男性型脱毛症に対する本剤の有効性根拠データを得るための主要な試験で す。
ARI114264試験は日本で実施された長期投与試験であり、ARI114263試験で有効性と安全性 が示され臨床用量の上限と想定されたデュタステリド0.5mgを52週間投与した時の安全性及 び忍容性を確認することを主要な目的として実施され、有効性評価は副次目的として検討さ れました。
各試験の概略は以下のとおりです。
試験番号 実施国 試験デザイン 対象患者 投与方法 被験者数
ARIA2004
(第Ⅱ相)
米国 ランダム化
二重盲検 並行群間比較 プラセボ対照
男性型脱毛症 Norwood-Hamilton 分類のIIIv、IV又 はV型の男性患者
Dutasteride 0.05,0.1,0.5,2.5 mg、
Finasteride 5 mg 又はPlacebo; 1日1回;経口; 6ヵ月間(24週 間)投与
Dutasteride 0.05 mg群:65例 Dutasteride 0.1 mg群:66例 Dutasteride 0.5 mg群:61例 Dutasteride 2.5 mg群:64例 Finasteride 5 mg群:64例 Placebo 群:58例
ARI114263
(第Ⅱ/Ⅲ相) 日本 メキシコ フィリピン ロシア 台湾 アルゼンチン タイ ペルー チリ
ランダム化 二重盲検 並行群間比較 プラセボ対照 実薬対照
男性型脱毛症 Norwood-Hamilton 分類のIIIv、IV又 はV型の男性患者
(IVa及びVa型 は除く)
Dutasteride 0.02,0.1,0.5mg、 Finasteride 1mg 又はPlacebo; 1日1回;経口; 6ヵ月間(24週 間)投与
<全被験者集団>
Dutasteride 0.02mg群:185例 Dutasteride 0.1 mg群:188例 Dutasteride 0.5mg群:184例 Finasteride 1mg群:179例 Placebo 群:181例
<日本人部分集団> Dutasteride 0.02 mg群:40例 Dutasteride 0.1mg群:40例 Dutasteride 0.5mg群:40例 Finasteride 1mg群:40例 Placebo 群:40例
ARI114264
(第Ⅲ相)
日本 非盲検 男性型脱毛症
Norwood-Hamilton 分類のIIIv、IV又 はV型の男性患者
(IVa及びVa型 は除く)
Dutasteride 0.5 mg;
1日1回;経口; 52週間投与
Dutasteride 0.5mg:120例
3
【禁 忌】 (次の患者には投与しないこと)
(1) 本剤の成分及び他の5α還元酵素阻害薬に対し過敏症の既往歴のある患者
⇒ 禁忌 (1)
医薬品全般に対する一般的な注意事項です。
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者では、本剤の投与により更に重篤な過敏症 状が発現するおそれがあります。また、交叉過敏反応の発現を考慮し、他の α還元酵素阻 害薬(フィナステリド等)に対する過敏症の既往歴のある患者についても禁忌としました。
本剤の投与に際しては問診等を行い、本剤の成分及び他の α還元酵素阻害薬に対して過 敏症の既往歴がある場合には、本剤を投与しないでください。
<本剤の成分>
本剤には、有効成分及び添加物として次の成分が含まれています。
ザガーロカプセル 0.1mg ザガーロカプセル 0.5mg
有効成分 デュタステリド
添加物
ジブチルヒドロキシトルエン、中鎖モ ノ・ジグリセリド、ゼラチン、グリセ リン、濃グリセリン、酸化チタン、黄 色三二酸化鉄、三二酸化鉄、中鎖脂肪 酸トリグリセリド、レシチン
ジブチルヒドロキシトルエン、中鎖モ ノ・ジグリセリド、ゼラチン、グリセ リン、濃グリセリン、酸化チタン、三 二酸化鉄、中鎖脂肪酸トリグリセリ ド、レシチン
【禁 忌】 (次の患者には投与しないこと)
( ) 本剤の成分及び他の α還元酵素阻害薬に対し過敏症の既往歴のある患者
4
⇒ 禁忌 (1)
医薬品全般に対する一般的な注意事項です。
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者では、本剤の投与により更に重篤な過敏症 状が発現するおそれがあります。また、交叉過敏反応の発現を考慮し、他の5α還元酵素阻 害薬(フィナステリド等)に対する過敏症の既往歴のある患者についても禁忌としました。
本剤の投与に際しては問診等を行い、本剤の成分及び他の5α還元酵素阻害薬に対して過 敏症の既往歴がある場合には、本剤を投与しないでください。
<本剤の成分>
本剤には、有効成分及び添加物として次の成分が含まれています。
ザガーロカプセル 0.1mg ザガーロカプセル 0.5mg
有効成分 デュタステリド
添加物
ジブチルヒドロキシトルエン、中鎖モ ノ・ジグリセリド、ゼラチン、グリセ リン、濃グリセリン、酸化チタン、黄 色三二酸化鉄、三二酸化鉄、中鎖脂肪 酸トリグリセリド、レシチン
ジブチルヒドロキシトルエン、中鎖モ ノ・ジグリセリド、ゼラチン、グリセ リン、濃グリセリン、酸化チタン、三 二酸化鉄、中鎖脂肪酸トリグリセリ ド、レシチン
5
【禁 忌】 (次の患者には投与しないこと)
(2) 女性[「重要な基本的注意」及び「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
(3) 小児等[「重要な基本的注意」及び「小児等への投与」の項参照]
(4) 重度の肝機能障害のある患者[本剤は主に肝臓で代謝されるため、血中濃度が上昇す るおそれがある(「慎重投与」の項参照)。]
⇒ 禁忌 (2)
ラット及びウサギにデュタステリドを経口投与した結果、雄胎児の外生殖器の雌性化が認 められました。本剤の曝露により血中 が低下し、男子胎児の外生殖器の発達を阻害す る可能性があります。したがって、女性には本剤を投与しないでください。(「妊婦、産婦、 授乳婦等への投与」の項参照)
<胚・胎児発生に関する試験>
ラットの胚・胎児発生に関する試験(妊娠 ~ 日経口投与、妊娠 日=交尾確認日)で は、母動物の体重増加量の低値が 日以上の投与群に、摂餌量の低値及び妊娠期間の 延長が 日以上の投与群に認められました。次世代では、 日以上の投与群 で雄胎児・出生児の雌性化(肛門生殖結節間距離の短縮、乳頭発達、尿道下裂あるいは包皮 腺拡張)がみられ、 日以上の投与群では胎児体重の低値、母動物の体重増加抑制に 起因した骨化遅延が認められました。ウサギの胚・胎児発生に関する試験(妊娠 ~ 日又 は妊娠 ~ 日経口投与、妊娠 日=交尾確認日)では、高用量の 日においても 母動物にデュタステリド投与に起因すると考えられる影響は認められませんでした。胎児で は、 日以上の投与群で雄胎児に尿道会陰側拡張・偏在及び腺包皮層板腹側部開口 を特徴とした外生殖器の雌性化が観察され、数例において雌性化のより重度な変化として尿 道下裂(尿道が腹側面に開口)が認められました。また、 日以上の投与群では頬骨 癒合がみられました。
⇒ 禁忌 (3)
本剤は小児等に対して適応を有しておりません。また、この年齢集団における本剤の有効 性及び安全性は確認されておりませんので、小児等には本剤を投与しないでください。(「小 児等への投与」の項参照)
なお、デュタステリドは経皮吸収されることから、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤 に直接触れないよう注意してください。(「重要な基本的注意 」の項参照)
⇒ 禁忌 (4)
本剤は主に肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある患者に投与した場合に本剤の血中濃 度が上昇するおそれがあります。重度の肝機能障害のある患者には本剤を投与しないでくだ さい。
なお、国内外の臨床試験において、肝機能障害のある患者における本剤の使用経験はなく、 薬物動態は検討されておりません(「慎重投与」の項参照)。
【禁 忌】 (次の患者には投与しないこと)
( ) 女性[「重要な基本的注意」及び「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
( ) 小児等[「重要な基本的注意」及び「小児等への投与」の項参照]
( ) 重度の肝機能障害のある患者[本剤は主に肝臓で代謝されるため、血中濃度が上昇す るおそれがある(「慎重投与」の項参照)。]
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⇒ 禁忌 (2)
ラット及びウサギにデュタステリドを経口投与した結果、雄胎児の外生殖器の雌性化が認 められました。本剤の曝露により血中 DHT が低下し、男子胎児の外生殖器の発達を阻害す る可能性があります。したがって、女性には本剤を投与しないでください。(「妊婦、産婦、 授乳婦等への投与」の項参照)
<胚・胎児発生に関する試験>
ラットの胚・胎児発生に関する試験(妊娠5~17日経口投与、妊娠0日=交尾確認日)で は、母動物の体重増加量の低値が2.5mg/kg/日以上の投与群に、摂餌量の低値及び妊娠期間の 延長が12.5mg/kg/日以上の投与群に認められました。次世代では、0.05mg/kg/日以上の投与群 で雄胎児・出生児の雌性化(肛門生殖結節間距離の短縮、乳頭発達、尿道下裂あるいは包皮 腺拡張)がみられ、2.5mg/kg/日以上の投与群では胎児体重の低値、母動物の体重増加抑制に 起因した骨化遅延が認められました。ウサギの胚・胎児発生に関する試験(妊娠7~29日又 は妊娠 8~29日経口投与、妊娠1日=交尾確認日)では、高用量の 200mg/kg/日においても 母動物にデュタステリド投与に起因すると考えられる影響は認められませんでした。胎児で は、0.05mg/kg/日以上の投与群で雄胎児に尿道会陰側拡張・偏在及び腺包皮層板腹側部開口 を特徴とした外生殖器の雌性化が観察され、数例において雌性化のより重度な変化として尿 道下裂(尿道が腹側面に開口)が認められました。また、30mg/kg/日以上の投与群では頬骨 癒合がみられました。
⇒ 禁忌 (3)
本剤は小児等に対して適応を有しておりません。また、この年齢集団における本剤の有効 性及び安全性は確認されておりませんので、小児等には本剤を投与しないでください。(「小 児等への投与」の項参照)
なお、デュタステリドは経皮吸収されることから、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤 に直接触れないよう注意してください。(「重要な基本的注意(1)」の項参照)
⇒ 禁忌 (4)
本剤は主に肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある患者に投与した場合に本剤の血中濃 度が上昇するおそれがあります。重度の肝機能障害のある患者には本剤を投与しないでくだ さい。
なお、国内外の臨床試験において、肝機能障害のある患者における本剤の使用経験はなく、 薬物動態は検討されておりません(「慎重投与」の項参照)。
7
効能・効果に関連する使用上の注意
(1) 男性における男性型脱毛症のみの適応である。他の脱毛症に対する適応はない。
(2) 20歳未満での安全性及び有効性は確立されていない。
用法・用量に関連する使用上の注意
(1) カプセルの内容物が口腔咽頭粘膜を刺激する場合があるので、カプセルは噛んだり 開けたりせずに服用させること。
(2)投与開始後12週間で改善が認められる場合もあるが、治療効果を評価するためには、 通常6ヵ月間の治療が必要である。
(3)本剤を6ヵ月以上投与しても男性型脱毛症の改善がみられない場合には投薬を中止す ること。また、6ヵ月以上投与する場合であっても定期的に効果を確認し、継続投与 の必要性について検討すること。
⇒ 効能・効果に関連する使用上の注意 (1)
本剤の臨床試験成績により有効性及び安全性が確認されたのは男性における男性型脱毛症 のみです。本剤の投与を開始する前に、本剤の適応となるか患者の状態を確認してください。
⇒ 効能・効果に関連する使用上の注意 (2)
歳未満を対象とした臨床試験は実施しておらず、この年齢層における本剤の安全性及び 有効性は確立していません。本剤の投与を開始する前に患者の年齢を確認してください。
⇒ 用法・用量に関連する使用上の注意 (1)
本剤のカプセル内容物が口腔咽頭粘膜を刺激するとの報告があります。本剤を服用する際 には、カプセルを噛んだり開けたりせずにそのまま服用するよう指導をお願いします。
⇒ 用法・用量に関連する使用上の注意 (2)
本邦及び海外で実施された臨床試験において、本剤は投与開始後 週間で治療効果が認め られました。個々の患者により効果の発現時期は異なるものの、本剤の治療効果を評価する には、通常 ヵ月間は本剤の投与を継続する必要があると考えられます。
⇒ 用法・用量に関連する使用上の注意 (3)
本剤を ヵ月以上投与しても効果が認められない場合は投薬の中止を考慮してください。 また、漫然と長期間継続投与することのないよう、定期的に治療効果を確認し、継続投与の 必要性について検討してください。
効能・効果に関連する使用上の注意
( ) 男性における男性型脱毛症のみの適応である。他の脱毛症に対する適応はない。
( ) 歳未満での安全性及び有効性は確立されていない。
用法・用量に関連する使用上の注意
( ) カプセルの内容物が口腔咽頭粘膜を刺激する場合があるので、カプセルは噛んだり 開けたりせずに服用させること。
( ) 投与開始後 週間で改善が認められる場合もあるが、治療効果を評価するためには、 通常 ヵ月間の治療が必要である。
( )本剤を ヵ月以上投与しても男性型脱毛症の改善がみられない場合には投薬を中止す ること。また、 ヵ月以上投与する場合であっても定期的に効果を確認し、継続投与 の必要性について検討すること。
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⇒ 効能・効果に関連する使用上の注意 (1)
本剤の臨床試験成績により有効性及び安全性が確認されたのは男性における男性型脱毛症 のみです。本剤の投与を開始する前に、本剤の適応となるか患者の状態を確認してください。
⇒ 効能・効果に関連する使用上の注意 (2)
20歳未満を対象とした臨床試験は実施しておらず、この年齢層における本剤の安全性及び 有効性は確立していません。本剤の投与を開始する前に患者の年齢を確認してください。
⇒ 用法・用量に関連する使用上の注意 (1)
本剤のカプセル内容物が口腔咽頭粘膜を刺激するとの報告があります。本剤を服用する際 には、カプセルを噛んだり開けたりせずにそのまま服用するよう指導をお願いします。
⇒ 用法・用量に関連する使用上の注意 (2)
本邦及び海外で実施された臨床試験において、本剤は投与開始後12週間で治療効果が認め られました。個々の患者により効果の発現時期は異なるものの、本剤の治療効果を評価する には、通常6ヵ月間は本剤の投与を継続する必要があると考えられます。
⇒ 用法・用量に関連する使用上の注意 (3)
本剤を6ヵ月以上投与しても効果が認められない場合は投薬の中止を考慮してください。 また、漫然と長期間継続投与することのないよう、定期的に治療効果を確認し、継続投与の 必要性について検討してください。
9
【使用上の注意】
1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
肝機能障害のある患者[本剤は主に肝臓で代謝され、半減期は約3~5週間である。肝機能障 害のある患者に投与した場合の薬物動態は検討されていない(「薬物動態」の項参照)。]
⇒ 慎重投与
本剤は主に肝臓で代謝され、半減期は約 ~ 週間と長い薬剤です。肝機能障害のある患者 には慎重に投与し、重度の肝機能障害のある患者には本剤を投与しないでください。(「禁 忌 ( )」の項参照)。
なお、本剤を肝機能障害患者に投与した場合の薬物動態試験は実施しておりません。
【使用上の注意】
1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
肝機能障害のある患者[本剤は主に肝臓で代謝され、半減期は約 ~ 週間である。肝機能障 害のある患者に投与した場合の薬物動態は検討されていない(「薬物動態」の項参照)。]
10
⇒ 慎重投与
本剤は主に肝臓で代謝され、半減期は約3~5週間と長い薬剤です。肝機能障害のある患者 には慎重に投与し、重度の肝機能障害のある患者には本剤を投与しないでください。(「禁 忌 (4)」の項参照)。
なお、本剤を肝機能障害患者に投与した場合の薬物動態試験は実施しておりません。
11
【使用上の注意】
2. 重要な基本的注意
(1) 本剤は経皮吸収されることから、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤に触れないこ と。漏れた薬剤に触れた場合には、直ちに石鹸と水で洗うこと(「妊婦、産婦、授乳婦 等への投与」及び「小児等への投与」の項参照)。
(2) 本剤は、血清前立腺特異抗原(PSA)に影響を与えるので、前立腺癌等の検査に際し ては、以下の点に注意すること。また、PSAの検査を受ける際には本剤の服用につい て検査を行う医師に知らせるよう、患者を指導すること。
1) PSA値は、前立腺癌のスクリーニングにおける重要な指標である。一般に、PSA 値が基準値(通常、4.0ngmL)以上の場合には、更なる評価が必要となり、前立 腺生検の実施を考慮に入れる必要がある。なお、本剤投与中の患者で、本剤投与 前のPSA値が基準値未満であっても、前立腺癌の診断を除外しないように注意 すること。
2) 本剤投与6ヵ月以降のPSA値を新たなベースラインとし、その後は適宜PSA値 を測定してベースラインからの変動を評価すること。
3) デュタステリドは、前立腺肥大症患者に0.5mg/日投与した場合、前立腺癌の存 在下であっても、投与6ヵ月後にPSA値を約50%減少させる。したがって、本 剤を6ヵ月以上投与している患者のPSA値を評価する際には、測定値を2倍し た値を目安として基準値と比較すること。また、PSA値は、本剤投与中止後6 ヵ月以内に本剤投与開始前の値に戻る。なお、男性型脱毛症患者においても、臨 床試験の結果から、本剤投与によりPSA値が減少すると推測される。
4) 本剤投与中におけるPSA値の持続的増加に対しては、前立腺癌の発現や本剤の 服薬不遵守を考慮に含め、注意して評価すること。
5) 本剤投与中において、freetotal PSA比は一定に維持されるので、前立腺癌のスク リーニングの目的で% free PSAを使用する場合には、測定値の調整は不要である。
⇒ 重要な基本的注意 (1)
ウサギにデュタステリドを 又は 時間貼付した際の血清中に未変化体が検出され経皮吸 収されたことが報告されています。また、毒性試験において、ラット及びウサギの胚・胎児 発生に関する試験で雄胎児の外生殖器の雌性化がみられ、ともに奇形に対する無影響量が求 められていないこと、本剤の消失半減期が長いこと(健康成人における単回投与時の :
~ 時間)から、女性及び小児には本剤を投与しないでください。(「禁忌 、 」の 項参照)加えて、経皮吸収のデータや毒性所見及び本剤の消失半減期が長いことを勘案して、 女性や小児にはカプセルから漏れた薬剤に直接触れないよう注意させ、漏れた薬剤に触れた 場合には、直ちに石鹸と水で洗わせるようご指導をお願いします。
⇒ 重要な基本的注意 (2)
は前立腺癌のスクリーニングに広く使用されておりますが、本剤は血清 に影響を 与えるため、 値を評価する際には注意する必要があります。
国内臨床試験において、個人差はありますが 値は本剤 投与後 週でベースラ インから約 減少し、投与後 週においても同様の値でした。 は一般的に
以上の場合、更なる評価が必要となります
)
。本剤投与中の患者に対し、前立腺癌をスクリ ーニングする際には、投与 ヵ月以降の 値を新たなベースラインとし、その後は適宜 値を測定してベースラインからの変動を評価してください。前立腺肥大症患者において 得られた知見からは、本剤 日投与した場合、前立腺癌の存在下であっても、投与 ヵ 月後の 値について約 の減少が見られました。したがって、本剤を ヵ月以上投与し ている患者の 値を評価する際には、測定値を 倍した値を目安として基準値と比較して ください。
一方、 比(遊離 /総 比)については、前立腺肥大症患者を対象とし た国内臨床試験において、デュタステリドの投与により大きな変動は認められなかったため、 本剤投与中の患者に対し、前立腺癌をスクリーニングする際に 比の補正は必要 ないと考えられます。
は前立腺癌のスクリーニングにおける重要な指標であり、一般に 値が基準値を上 回った場合にはさらなる評価が必要となることから、本剤投与中における 値の持続的増 加に対しては、前立腺癌の発現や本剤の服薬不遵守を考慮して、慎重に評価するようお願い します。
なお、 値は本剤投与終了後 ヵ月までには投与前値に戻ることが確認されています。
【使用上の注意】
2. 重要な基本的注意
( ) 本剤は経皮吸収されることから、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤に触れないこ と。漏れた薬剤に触れた場合には、直ちに石鹸と水で洗うこと(「妊婦、産婦、授乳婦 等への投与」及び「小児等への投与」の項参照)。
( ) 本剤は、血清前立腺特異抗原( )に影響を与えるので、前立腺癌等の検査に際し ては、以下の点に注意すること。また、 の検査を受ける際には本剤の服用につい て検査を行う医師に知らせるよう、患者を指導すること。
) 値は、前立腺癌のスクリーニングにおける重要な指標である。一般に、 値が基準値(通常、 )以上の場合には、更なる評価が必要となり、前立 腺生検の実施を考慮に入れる必要がある。なお、本剤投与中の患者で、本剤投与 前の 値が基準値未満であっても、前立腺癌の診断を除外しないように注意 すること。
) 本剤投与 ヵ月以降の 値を新たなベースラインとし、その後は適宜 値 を測定してベースラインからの変動を評価すること。
) デュタステリドは、前立腺肥大症患者に 日投与した場合、前立腺癌の存 在下であっても、投与 ヵ月後に 値を約 減少させる。したがって、本 剤を ヵ月以上投与している患者の 値を評価する際には、測定値を 倍し た値を目安として基準値と比較すること。また、 値は、本剤投与中止後 ヵ月以内に本剤投与開始前の値に戻る。なお、男性型脱毛症患者においても、臨 床試験の結果から、本剤投与により 値が減少すると推測される。
) 本剤投与中における 値の持続的増加に対しては、前立腺癌の発現や本剤の 服薬不遵守を考慮に含め、注意して評価すること。
) 本剤投与中において、 比は一定に維持されるので、前立腺癌のスク リーニングの目的で を使用する場合には、測定値の調整は不要である。
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⇒ 重要な基本的注意 (1)
ウサギにデュタステリドを8又は24時間貼付した際の血清中に未変化体が検出され経皮吸 収されたことが報告されています。また、毒性試験において、ラット及びウサギの胚・胎児 発生に関する試験で雄胎児の外生殖器の雌性化がみられ、ともに奇形に対する無影響量が求 められていないこと、本剤の消失半減期が長いこと(健康成人における単回投与時のt1/2: 89~174時間)から、女性及び小児には本剤を投与しないでください。(「禁忌(2)、(3)」の 項参照)加えて、経皮吸収のデータや毒性所見及び本剤の消失半減期が長いことを勘案して、 女性や小児にはカプセルから漏れた薬剤に直接触れないよう注意させ、漏れた薬剤に触れた 場合には、直ちに石鹸と水で洗わせるようご指導をお願いします。
⇒ 重要な基本的注意 (2)
PSAは前立腺癌のスクリーニングに広く使用されておりますが、本剤は血清PSAに影響を 与えるため、PSA値を評価する際には注意する必要があります。
国内臨床試験において、個人差はありますがPSA値は本剤0.5mg投与後24週でベースラ インから約50%減少し、投与後52週においても同様の値でした。PSAは一般的に4.0ng/mL 以上の場合、更なる評価が必要となります5
)
。本剤投与中の患者に対し、前立腺癌をスクリ ーニングする際には、投与 6 ヵ月以降の PSA 値を新たなベースラインとし、その後は適宜 PSA値を測定してベースラインからの変動を評価してください。前立腺肥大症患者において 得られた知見からは、本剤0.5mg/日投与した場合、前立腺癌の存在下であっても、投与6ヵ 月後のPSA値について約50%の減少が見られました。したがって、本剤を6ヵ月以上投与し ている患者のPSA値を評価する際には、測定値を2倍した値を目安として基準値と比較して ください。
一方、free/total PSA比(遊離PSA/総PSA比)については、前立腺肥大症患者を対象とし た国内臨床試験において、デュタステリドの投与により大きな変動は認められなかったため、 本剤投与中の患者に対し、前立腺癌をスクリーニングする際にfree/total PSA比の補正は必要 ないと考えられます。
PSAは前立腺癌のスクリーニングにおける重要な指標であり、一般にPSA値が基準値を上 回った場合にはさらなる評価が必要となることから、本剤投与中におけるPSA値の持続的増 加に対しては、前立腺癌の発現や本剤の服薬不遵守を考慮して、慎重に評価するようお願い します。
なお、PSA値は本剤投与終了後6ヵ月までには投与前値に戻ることが確認されています。
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【使用上の注意】
3. 相互作用
本剤は、主としてCYP3A4で代謝される(「薬物動態」の項参照)。 併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
CYP3A4 阻害作用を有する薬剤 リトナビル等
こ れ ら の 薬 剤 と の 併 用 に よ り 本 剤 の 血 中 濃 度 が 上 昇 す る 可 能性がある。
CYP3A4 に よ る 本 剤 の 代 謝が阻害される。
⇒ 相互作用(併用注意)
本剤は主として で代謝されるため、 阻害作用を有する薬剤との併用によ り、本剤の血中濃度が上昇する可能性があることから、併用する場合には注意する必要があ ります。
なお、これら薬剤との薬物相互作用試験は実施されていませんが、前立腺肥大症患者を対 象とした海外臨床試験の結果を用いた母集団薬物動態解析において、 阻害作用を有 するカルシウム拮抗薬(ベラパミル塩酸塩、ジルチアゼム塩酸塩)との併用により、本剤の クリアランスの低下が示されました(添付文書の「薬物動態」の項参照)。
【使用上の注意】
3. 相互作用
本剤は、主として で代謝される(「薬物動態」の項参照)。 併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
CYP3A4 阻害作用を有する薬剤 リトナビル等
こ れ ら の 薬 剤 と の 併 用 に よ り 本 剤 の 血 中 濃 度 が 上 昇 す る 可 能性がある。
に よ る 本 剤 の 代 謝が阻害される。
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⇒ 相互作用(併用注意)
本剤は主としてCYP3A4で代謝されるため、CYP3A4阻害作用を有する薬剤との併用によ り、本剤の血中濃度が上昇する可能性があることから、併用する場合には注意する必要があ ります。
なお、これら薬剤との薬物相互作用試験は実施されていませんが、前立腺肥大症患者を対 象とした海外臨床試験の結果を用いた母集団薬物動態解析において、CYP3A4阻害作用を有 するカルシウム拮抗薬(ベラパミル塩酸塩、ジルチアゼム塩酸塩)との併用により、本剤の クリアランスの低下が示されました(添付文書の「薬物動態」の項参照)。
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【使用上の注意】
4. 副作用
第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験において、本剤が投与された総症例557例(日本人120例を含む)中、 95例(17.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全24 例(4.3%)、リビドー減退22例(3.9%)、精液量減少7例(1.3%)であった。日本人120例 中、臨床検査値異常を含む副作用が報告された症例は14例(11.7%)であった。その主なも のは、リビドー減退7例(5.8%)、勃起不全6例(5.0%)、射精障害2例(1.7%)であった。
(承認時)
国内長期投与試験において、本剤が投与された総症例120例中20例(16.7%)に臨床検査値 異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全13例(10.8%)、リビドー減退 10例(8.3%)、射精障害5例(4.2%)であった(承認時)。
(1)重大な副作用
肝機能障害、黄疸(頻度不明
注1)
):AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビンの上昇等を伴う 肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合 には、投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
(2)その他の副作用
1%以上 1%未満 頻度不明
注 1)
過敏症 発疹 蕁麻疹、アレルギー反応、瘙痒症、限局
性浮腫、血管浮腫 精神神経系 頭痛、抑うつ気分 浮動性めまい、味覚異常 生殖系及び
乳房障害
性 機 能 不 全 ( リ ビ ド ー 減 退 、 勃 起 不 全、射精障害)
注2)
乳 房 障 害 ( 女 性 化 乳 房、乳頭痛、乳房痛、 乳房不快感)
精巣痛、精巣腫脹
皮膚 脱毛症(主に体毛脱落)、多毛症
消化器 腹部不快感 腹痛、下痢
その他 倦 怠 感 、 血 中 ク レ ア チ ン ホ ス ホ キ ナ ー ゼ 増加
注1)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。 注2)投与中止後も持続したとの報告がある。
⇒ 副作用
第ⅡⅢ相国際共同試験( 試験)及び国内臨床試験( 試験)に基づき、 臨床検査値異常を含む副作用(本剤との因果関係が否定されない有害事象)の発現頻度を算 出しました。また、両臨床試験において多く認められた副作用、注意喚起が必要な副作用を 記載しています。性機能不全(リビドー減退、勃起不全、射精障害)については、本剤投与 中止後も持続したとの報告がありますが、本剤との関連性や作用機序は不明です。なお、海 外のみで報告されている副作用については、頻度不明として記載しています。
⇒ 副作用 / 重大な副作用
これまで、肝機能に関する副作用としては「その他の副作用」に「肝機能異常」を記載し 注意喚起を行っておりました。本剤と同一の有効成分であるアボルブカプセル (効能・ 効果:前立腺肥大症)において黄疸を伴う肝機能障害の副作用症例が報告されたため、 年 月、アボルブカプセルの添付文書が改訂されました。この改訂を受けて、本剤において もアボルブカプセル同様に「重大な副作用」に「肝機能障害、黄疸」を追記しました。また、 それに伴い「その他の副作用」の「肝機能異常」を削除しました。
次頁以降に、前立腺肥大症患者にアボルブカプセルを投与した際の症例概要及び臨床試験 において本剤投与群で認められた副作用の一覧表を示します。
【使用上の注意】
4. 副作用
第ⅡⅢ相国際共同試験において、本剤が投与された総症例 例(日本人 例を含む)中、 例( )に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全 例( )、リビドー減退 例( )、精液量減少 例( )であった。日本人 例 中、臨床検査値異常を含む副作用が報告された症例は 例( )であった。その主なも のは、リビドー減退 例( )、勃起不全 例( )、射精障害 例( )であった。
(承認時)
国内長期投与試験において、本剤が投与された総症例 例中 例( )に臨床検査値 異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全 例( )、リビドー減退
例( )、射精障害 例( )であった(承認時)。
(1)重大な副作用
肝機能障害、黄疸(頻度不明
注 )
): ( )、 ( )、ビリルビンの上昇等を伴う 肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合 には、投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
(2)その他の副作用
1%以上 1%未満 頻度不明
注 1)
過敏症 発疹 蕁麻疹、アレルギー反応、瘙痒症、限局
性浮腫、血管浮腫 精神神経系 頭痛、抑うつ気分 浮動性めまい、味覚異常 生殖系及び
乳房障害
性 機 能 不 全 ( リ ビ ド ー 減 退 、 勃 起 不 全、射精障害)
注 )
乳 房 障 害 ( 女 性 化 乳 房、乳頭痛、乳房痛、 乳房不快感)
精巣痛、精巣腫脹
皮膚 脱毛症(主に体毛脱落)、多毛症
消化器 腹部不快感 腹痛、下痢
その他 倦 怠 感 、 血 中 ク レ ア チ ン ホ ス ホ キ ナ ー ゼ 増加
注 )自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。 注 )投与中止後も持続したとの報告がある。
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⇒ 副作用
第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験(ARI114263試験)及び国内臨床試験(ARI114264試験)に基づき、 臨床検査値異常を含む副作用(本剤との因果関係が否定されない有害事象)の発現頻度を算 出しました。また、両臨床試験において多く認められた副作用、注意喚起が必要な副作用を 記載しています。性機能不全(リビドー減退、勃起不全、射精障害)については、本剤投与 中止後も持続したとの報告がありますが、本剤との関連性や作用機序は不明です。なお、海 外のみで報告されている副作用については、頻度不明として記載しています。
⇒ 副作用 / 重大な副作用
これまで、肝機能に関する副作用としては「その他の副作用」に「肝機能異常」を記載し 注意喚起を行っておりました。本剤と同一の有効成分であるアボルブカプセル0.5mg(効能・ 効果:前立腺肥大症)において黄疸を伴う肝機能障害の副作用症例が報告されたため、2015 年10月、アボルブカプセルの添付文書が改訂されました。この改訂を受けて、本剤において もアボルブカプセル同様に「重大な副作用」に「肝機能障害、黄疸」を追記しました。また、 それに伴い「その他の副作用」の「肝機能異常」を削除しました。
次頁以降に、前立腺肥大症患者にアボルブカプセルを投与した際の症例概要及び臨床試験 において本剤投与群で認められた副作用の一覧表を示します。
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アボルブカプセル症例概要 薬剤性肝障害、黄疸 患 者
1日投与量 投与期間
副作用 性別
年齢
原疾患 合併症、既往歴
経過及び処置 男
80代
<原疾患> 前立腺肥大症
<合併症> 2型糖尿病 脂質異常症
0.5mg 92日間
『薬剤性肝障害、黄疸、食欲減退、胃食道逆流性疾患、悪心』
投与開始日:
投与92日目:
(投与中止日)
中止1日後:
中止23日後:
2型糖尿病、前立腺肥大症、脂質異常症 にて加療中であった。
前立腺肥大症に対し、アボルブカプセル の投与開始。
併用薬としては、シロドシン、シタグリ プチンリン酸塩水和物、プラバスタチン ナトリウムが以前から投与されている。 再来院した際、「食欲減退」、「苦いものが 上る」、「皮膚に黄疸色」の症状を認めて いた。
アボルブカプセルの投与を中止すること を指示。
他院の泌尿器科に紹介。 血液検査を実施。
高度の薬剤性肝障害を認めたので、同日、 入院を指示。
病院での検査では肝障害の原因は判明し なかったので、保存的に経過を見ること とした。
肝機能検査を実施したところ、AST 36、 ALT 64、γ-GTP 55、T-Bil 1.3であり、肝 機能の回復を確認した。
併用薬:シロドシン、シタグリプチンリン酸塩水和物、プラバスタチンナトリウム
<臨床検査値> 検査項目名
投与 78日目
投与中止 1日後
投与中止 23日後
AST(IU/L) 25 641 36
ALT(IU/L) 21 1193 64 T-Bil(mg/dL) 0.6 5.2 1.3
臨床試験において認められた副作用一覧 ARI114263 試験における副作用一覧
ザガーロ 0.02mg 群 ザガーロ 0.1mg 群 ザガーロ 0.5mg 群 評価症例数
副作用発現例数(発現率) ( ) ( ) ( )
副作用名 発現症例数(発現率)
生殖系および乳房障害 ( ) ( ) ( )
勃起不全 ( ) ( ) ( )
射精不能 (< ) ( ) (< )
射精障害 ( ) ( )
性機能不全 ( ) (< ) (< )
乳房腫大 (< )
射精遅延 (< )
精巣痛 (< )
乳頭痛 (< )
精液変色 (< )
精神障害 ( ) ( ) ( )
リビドー減退 ( ) ( ) ( )
リビド消失 ( ) ( )
不安 (< ) (< )
早漏 (< )
抑うつ気分 (< )
うつ病 (< )
神経過敏 (< )
抑うつ症状 (< )
胃腸障害 ( ) ( ) ( )
腹痛 ( ) ( )
上腹部痛 ( ) (< )
腹部膨満 (< ) (< )
下痢 (< ) (< )
鼓腸 (< )
腹部不快感 (< )
消化不良 (< ) (< )
歯の知覚過敏 (< )
消化管刺激症状 (< )